12月になりました。
街には少しずつイルミネーションが灯り、スーパーやショッピングモールにはお正月の準備を感じさせる商品が並び始めています。
郵便料金の値上げがきっかけで、年賀状文化に変化が
2024年10月から、はがきの代金が改定されました。
この値上げをきっかけに、「今年から年賀状をやめようかな」「もう出さなくてもいいかな」と考える方が一気に増えたように感じます。
もともと、
- 書く時間が取れない
- 枚数が多くて負担が大きい
- 毎年同じようなやり取りになっている
などの理由で、年賀状を「やめたいけれどやめどきが分からない」と感じていた方も多かったのではないでしょうか。
そこに、はがき代の値上げという“わかりやすいきっかけ”が重なり、
「今年を区切りに卒業します」という方が、当教室に通われている生徒さんの中でも目に見えて増えました。

12月が「以前ほど忙しくない月」になってきた理由
年賀状というと、12月になると一気に作業が集中します。
- 宛名書き
- デザイン選び
- 印刷
- コメントの手書き
- 投函の期限管理
これらをすべて12月中にこなす必要があり、「年末の忙しさを加速させる大きな要因」でもありました。
ところが、年賀状を出さない人が増えたことで、
- 12月の「やらなければならないこと」が一つ減った
- 心理的に余裕ができた
- 年末に追われる感覚が和らいだ
と感じる方が増えています。
「12月は落ち着いて過ごせる月ではなかった」というこれまでの常識が、少しずつ変わり始めているのかもしれません。
新年の挨拶は、もうSNSで十分な時代に
現在、新年の挨拶の主流はどんどんデジタルへ移行しています。
- LINE
- X(旧Twitter)
などのSNSを使って、
「明けましておめでとうございます!」
と一斉にメッセージを送る方がほとんどではないでしょうか。
スタンプ一つで挨拶ができ、写真や動画も一緒に送れる。
しかも、相手はすぐに見ることができて、すぐに返事もくれます。
「ちゃんと新年の挨拶はできている」
「でも、負担は圧倒的に少ない」
この手軽さを一度体験してしまうと、なかなか元の年賀状中心の生活には戻れない、という方も多いと思います。
それでも「きちんと感」や「特別感」は大切にしたい
一方で、
- 文字だけの挨拶では少し物足りない
- もう少し気持ちが伝わる形にしたい
- せっかくなら、おしゃれに新年の挨拶をしたい
という声もよく聞きます。
確かに、ただ「明けましておめでとうございます」と送るだけでは、毎年似たようなやりとりになりがちです。
そこで今、静かに人気が高まっているのが
「デジタル年賀」という新しい形の新年挨拶です。
デジタル年賀とは?
デジタル年賀とは、その名のとおり、
- スマホ
- パソコン
- タブレット
などで作成した年賀状デザインを、
SNSやメッセージアプリを通して送る新年の挨拶のことです。
紙の年賀状と違って、
- 印刷がいらない
- 宛名書きがいらない
- 切手代がかからない
- 何人に送っても追加費用がかからない
というメリットがあります。
しかも最近は、
- 写真入り
- 動画付き
- アニメーション付き
など、紙では表現できない楽しいデザインも簡単に作れるようになってきました。
当教室で触れている人気のデザインツール「Canva」
当教室では、デザインツールとして
「Canva(キャンバ)」を触る機会があります。
Canvaは、
- デザインの知識がなくても
- パソコンが苦手でも
- スマホだけでも
直感的におしゃれなデザインが作れる、世界中で人気のツールです。
特に、
- SNS投稿
- チラシ
- 名刺
- プレゼン資料
- そして、年賀状デザイン
など、あらゆるデザイン素材がテンプレートとして用意されているのが大きな魅力です。
「デザインは難しそう」
「センスがないから不安」
という方でも、テンプレートを選んで文字を入れ替えるだけで、驚くほど完成度の高い作品が作れます。
「デジタル年賀」をCanvaで作ってみませんか?

今年はぜひ、
Canvaを使ってデジタル年賀を作ってみませんか?
- 写真を入れて家族の近況報告をしたり
- ペットの写真で癒し系年賀を作ったり
- シンプルに大人っぽい和風デザインにしたり
使い方次第で、世界にひとつだけのオリジナル年賀が完成します。
完成したデザインは、
- LINEで送る
- Instagramに投稿する
- メールに添付して送る
など、さまざまな形で活用できます。
紙の年賀状と違い、「印刷ミス」や「書き損じ」を気にする必要もありません。
気に入らなければ、何度でも修正できます。
忙しい12月だからこそ、デジタルの力を上手に使う
12月は、どうしても慌ただしくなりがちです。
だからこそ、
- 時間がかかる作業
- 負担が大きい作業
- 気を使いすぎて疲れてしまう作業
は、少しずつ手放していっても良い時代になってきています。
年賀状も、その一つです。
「やらなきゃ」から「やりたい形でやる」へ。
その選択肢の一つが、デジタル年賀です。
時代に合った新しい年賀の形を楽しみましょう

2024年10月のはがき料金値上げをきっかけに年賀状をやめる人が増え、12月は以前ほど忙しくない月へと変化しつつあります。
そして、
- 新年の挨拶はSNSで十分
- それでも特別感は大切にしたい
そんな想いにぴったり寄り添ってくれるのが、
Canvaを使った「デジタル年賀」です。
今年の年末は、
- 無理をしすぎず
- 時代に合った形で
- 楽しみながら新年の準備をする
そんな12月にしてみませんか?
当教室でも、Canvaを使ったデザインに触れる機会がありますので、
「やってみたい!」という方は、ぜひお気軽にお声がけくださいね。
新しい年のはじまりを、新しい形で、軽やかに迎えましょう。
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